着脱しやすいローファー
革靴の中でも、定番中の定番ともいえる「ローファー」。
学生が制服に合わせて履くことも多いので「初めて履いた革靴はローファー」という人も多いのではないでしょうか。
一般的に「ローファー」は、靴紐がついていないタイプの革靴のことを指し「スリッポン(スリップ・オン=足を滑らせるようにいれるだけで素早く履ける)」などと呼ぶ人もいます。
ただし「スリッポン」フリンジや飾りがついていないごくシンプルなデザインであることが多く、革靴だけでなく、布製のものもあるので、厳密には「ローファー」とは異なるものと捉えられる場合が多いです。
とはいうものの、ローファーにはスリッポンと同様の着脱のしやすさがあります。靴紐がないので靴紐を結んだり外したりという手間がなく、足を滑らせて入れるだけですぐに履くことができます。
サイズ選びがポイント
着脱のしやすさはピカイチのローファーですが、スニーカーなど柔らかめの素材で作られた靴ばかり履いている人にとっては、履き心地が少し堅苦しく感じられることもあるかもしれません。
ローファーとひとことで言っても、デザインが細身のもの、太めのもの、革が硬いもの、柔らかいもの、ヒールが高いもの、低いものなど、いろいろ特徴があるので、選ぶ際には好みだけでなくは着心地などもよく考えて選ばなくてはなりません。
履きやすいローファーを選ぶポイントとしては、まず第一にサイズ選びがあげられます。
革で作られているローファーは、どうしても足を入れた時に硬さを感じてしまうため、ついつい足指が当たりにくい大きめサイズを選んでしまいがちですが、実際に試し履きをした際につま先に1センチくらい余裕があるサイズがちょうど良いサイズと言われています。
また、最近はワイズと呼ばれる足の幅のサイズが細かく設定されているローファーも多いです。
足幅が広めで細身のデザインは窮屈に感じるという人は、3E〜のワイズのものを選ぶようにすると良いでしょう。
冬に厚手の靴下やタイツを履くという場合も幅広サイズのものを選んでおくと安心です。